【No.38】四輪自動車用燃料装置スプリングガイド

製品・加工上の特長

この部品は四輪自動車用の燃料装置のスプリングガイドです。自動車のエンジンへ燃料を送る燃料ポンプの中には、小さなスプリングが収められていますが、そのスプリングを押さえる役割を果たすガイド部品です。

実際にスプリングを押さえるすり割り部が、端部にありますがこの部分まで旋盤により全加工をしています。自動車部品は切削後にバリが残ってしまうと、バリ残りが製品性能に影響する為、機内加工にて可能な限りバリ取りをしています。

この部品は日本の大手自動車部品メーカー向けの部品です。タイ国内での現地調達化により、精密シャフト.comのE&H Precisionをご活用いただきました。

量産部品の場合、工程を分割するケースも多いですが、この部品の場合はバリ取りの徹底を優先し、工程分割を行わず、1台の加工機で加工を完了しています。

E&H Precisionでは、複合自動旋盤を所有している為、すり割り加工からバリ取りまで同一設備で完結でき、。